弊社は1932年に鏡の製造工場としてスタートしました。その後、高度経済成長のタイミングで商業施設などの店舗のガラス、鏡の加工、取付へと成長してまいりました。
ガラス・鏡にこだわり続けて約90年。そこで培った技術と知識を駆使した、精度の高い製品は多くのお客様にご好評いただいております。
私は長い現場経験の中でガラスや鏡が最終工程で設置され、「よいお店が出来上がったなあ」と感じる瞬間に何度も出会いました。まさに、空間に命が吹き込まれ、オーナー様や設計者様の頭の中のイメージが現実のカタチとなって目の前に出現する瞬間です。「空間に命を吹き込むガラスのプロデュース」というのは単にガラスの加工をしているのではなく、お客様の思いをガラスで表現してお手伝いをしていく素晴らしい仕事であると感じています。
私たちはそういった観点で手作業によるモノづくりをとても重視しています。お客様の視点にたつモノづくりにおいて手作業は欠かせない工程であると思っています。
手作業によって、緻密な箇所にまでこだわった良質なガラス・鏡を製造する――熟練の技と知恵が織り成す作業を、
決して機械が真似することはできないのです。
また、弊社では、お客様のご要望に対して挑戦し続けることを徹底しております。お客様が求めるものを提供することで喜んでもらうのは、何よりの幸せです。もし、お客様のご希望を実現するのが困難に思えたとしても、「できません」と断ることなく、実現できる方法を模索する。そうして、弊社の確かな技術力、実績につなげてまいりました。ニーズに貪欲に挑戦し続ける姿勢も、創業以来変わらず大切にしていることであり、お客様からの厚い支持にも結び付いているのだと思います。
空間を魅力的に演出できるガラス・鏡の追求は、終わることがないでしょう。今後も、弊社は機械と手作業を駆使して、お客様のニーズに応えられる美しいガラス・鏡を製造してまいります。お客様に最高のガラス・鏡製品をお届けして素直に喜んでもらったときが、非常に充実感を得られるときであり、何よりの幸せですから。
- 代表者プロフィール
- 大学卒業後、住友商事株式会社に入社、営業経理部門に配属、経営数字の基礎を学ぶ。
26歳で家業に入り、33歳で代表取締役に就任、現在に至る。