都内展示施設
見る角度によって様々な表情が生まれ
ミラーが創り出す幻想的な空間
都内の展示施設の壁2面にミラーを設置しました。 幅22m×高さ6m 120枚
これだけの大きな面積に鏡を設置することはなかなかありませんので、高所作業車などを使い3日がかりで作業を行いました。天井から色や形が様々な照明を吊り下げる展示内容でしたが、照明の明かりが鏡に映りこみ幻想的な空間が演出できました。
西尾硝子鏡工業所で製作されたガラスや鏡は、様々なところで活躍しています。
大手百貨店や有名ブランドショップなどに設置されているため、すでに皆様にご覧いただいているかもしれません。
弊社のこれまでの実績について、製作の裏話も含めてご紹介いたします。
設計:株式会社 観光企画設計社 + スコア 中川大輔 原井順子
LOUNGE/BAR Primroseのガラスパーテーションの仕事をさせていただきました。
ステンドガラスの素板とフロートガラスの面接着という今まで経験したことのない仕事でした。設計事務所の方からご紹介をいただき、全社員で取り組みました。
特に若手の社員がベテラン社員の指南のもと、一丸となって取り組んだことは会社にとって大きな財産となりました。
作者が有名になり作品の価値が更に高まったことにより、作品を保護する目的で作品全体をガラスで覆うショーケースのようなイメージでの制作依頼をオーナー様よりいただきました。
防犯と紫外線カットによる造形物の保護、美術館のような作品価値を上げるガラスにすべく低反射合わせガラスを使用しました。
照明の光をほとんど映りこませないため、ディスプレイがよりクリアに見えます。
大型のガラスのため足場を組み、慎重にはめ込んでいく作業でした。
銀座6丁目本店の地下1階の正面には、一枚ものの強化ガラスを設置することで、店内を印象付けています。階段は安全性を考慮して、手すり部分に強化ガラスを用いりました。階段近くにある壁面のタペストリーミラーは、柔らかい雰囲気を演出しています。
また、4階のメインディスプレイは、円形状のガラスを脚として、その上に曲げガラスを取り付けています。靴を並べる陳列台には、スリムライトカバーを取り付け、商品の邪魔にならないように配慮しています。また、パウダールームの鏡は、部分的にタペストリーミラーにすることで、スタイリッシュな雰囲気にしました。
亀田メディカルセンターは、病院を中心とした医療サービス施設です。その最上階にあるレストラン・ワインセラーなどのスペースに、弊社のガラスが用いられています。
鉄板焼きコーナーの天井のダクト部分と床のテーブル下部分に、和紙を挟んだガラスを設置。和紙を通して漏れる光の優しさが、幻想的な雰囲気を演出しています。食事スペースはタペストリーガラスで囲み、照明との相乗効果もあって印象的な空間となっています。
エレベーターホールやレストラン、ラウンジに弊社のガラス・鏡が使用されています。レストラン内のワイン棚には強化ガラスの吊り戸を使用し、ワインを載せる棚板にはこぼれ止め防止ガラスを接着しています。
また、客席には1,000本近いカーボンロッドを使うことで、パーテーションの役割を果たすことに成功しました。ラウンジでは、大きなガラス板を用いたパーテーションガラスが圧巻です。ラウンジ内に設けたオブジェは高透過ガラスを使っており、中の造形物と間接照明の効果で、まるで博物館のような空間になっています。
ガラスが持っている素材感や質感と、間接光の柔らかさの両方を生かしている空間です。ガラスと光のそれぞれのよさが相殺してしまわないよう、何度もシミュレーションを繰り返しました。天板はフロストガラスに乳半風シートを重ね貼りしています。
千葉銀行内における、特別な美術品の展示ケースです。展示ケースのガラスには、展示物のよさがそのまま伝わるように高透過ガラスが使われています。また、防犯・安全面を高めるために、強化加工をガラスに施しました。効果的に鏡とLEDを用いているため、重厚感のあるケースになっているのも特徴的です。
都内の展示施設の壁2面にミラーを設置しました。 幅22m×高さ6m 120枚
これだけの大きな面積に鏡を設置することはなかなかありませんので、高所作業車などを使い3日がかりで作業を行いました。天井から色や形が様々な照明を吊り下げる展示内容でしたが、照明の明かりが鏡に映りこみ幻想的な空間が演出できました。
メインディスプレイは高透過ガラスを組み合わせて製作。ほんの少しのズレで雰囲気を壊さないよう留意したことで、COACHの商品の魅力をさらに引き立たせるディスプレイになっています。
また、アクセサリーケースにも高透過ガラスを使用し、アクセサリーの色や美しさがそのまま伝わるようにしました。レジカウンターについては、金額を表示する部分のみ透明のままにし、その他の部分は裏側から白のカッティングシートを貼り付け、高級感あふれるカウンターにしています。
商品をアピールする上で最も重要である展示ケースには、曲げガラスや円柱のパイレックスを使用。曲げガラスが回転して開閉できるので、今までとは違った展示方法となっています。
ガラスの接着度と金物の製作精度だけを頼りにしたケースなので、無機質な印象が近未来感を演出します。受付カウンターも同様にガラスと金物で製作。これまでの携帯会社にはあまりなかった近未来的な店内は、お客様にも大変好評でした。
1階のエントランス部分は、洞窟のような雰囲気の中にガラスと照明を効果的に使用することで、モダンでスタイリッシュなエントランスに仕上がっています。
また、カウンセリングで使用する部屋には、ストライプシートを貼り付けた吊り戸を設置することで、幻想的な雰囲気にしながらお客様のプライバシーを守っています。また、サロン内には6ミリクリアミラーの連続施工で映っているものをひとつに見せる鏡を設置しており、こちらは調整に最も神経を使った自信の逸品です。
お店の正面デザインは曲線を意識したものであったため、ガラスもそれに沿って加工しました。店内のメインシンボルには、装飾を施したエッチンググラスを使用。目につきやすい位置にあるので、デザイン性を重視しています。商品の陳列棚は変型ガラスで、CADデータのみで製作しました。
現場における作業で、異型ガラスと方立てガラスの接着が行われました。ガラスだけでなく、金物にも精度がないとできあがりません。今回は異型ガラスの寸法精度、角度が製品にきちんと反映されていたので、比較的スムーズに作業が完了しました。異型ガラスが醸し出す独特の美しさは、多くのお客様から高い評価をいただいております。
高級感を演出するために、壁面には黒色のカラーガラスを使用しています。什器に用いられているのは、グレーペンガラスです。ネクタイを掛ける部分にも、カラーガラスにグレーペンガラスを接着させており、細かいところまでこだわっています。グリッドに組まれたガラスの接着什器は、ガラスの寸法精度を要求されるため、見た目より難易度が高くなります。商品を最も魅力的に陳列できるよう、寸法精度には注意しました。
環境に配慮した企業活動を心掛けている、西尾硝子鏡工業所。エコステージ1(認証登録番号:EST512)の認証を取得するなど、弊社の環境への取り組みは高く評価されています。また、CSRの一環としても、積極的に環境保全活動に尽力しています。